オーリングテスト

正式名称は、バイディジタル・オーリングテスト(Bi−Digital O−Ring Test)というが、これは、生体に発生する微量の電磁波の変化を、指の筋力の変化を通してみることにより、いろいろな病気の原因を究明したり、治療法を決定したりする方法である。

具体的には、親指とその他の指で丸い輪(O−Ring)を作って、いろいろな条件のもとで筋力が変化をすることを調べる。

この筋力が変化する現象は、昭和大学の生理学教室で筋電図を利用した実験で証明されているが、そのメカニズムは完全に解明されていない。

現在、日本、アメリカ、ロシア、ヨーロッパなど多くの地域、国で研究され、また、実際の診療の場で応用され、癌の早期発見、早期治療をはじめ、難病、原因不明の病の治療に大きく貢献している

創始者は、ニューヨーク心臓病ファウンデーション研究所所長、ニューヨーク医科大予防医学教授、国際鍼・電気治療大学学長などを兼任する大村恵昭博士であるが、1977年の筋力が変化する事象の発見から、博士の長い歳月の研究のおかげで、現在実際の臨牀の場で使用できる方法までに発展している。

実際の治療では、癌、痛み、心臓疾患、神経疾患など種々の疾病に対応している。全科に対応する。たとえば、手指関節の痛みで指を全く動かせなくなり、日常生活もできなくなったにもかかわらず、原因が全くわからなかったピアニストが完治した症例は、そのピアニストが、オーリングの講演会の際に実際に演奏をしてくださったので大変印象深く、記憶に残っている。

この症例は、治療前の状態がビデオに撮ってあり、明らかに治療前後の違いがわかり、その効果に驚いた

かくゆう筆者も、原因不明の足底の痛みがあった。時々痛みが出現し、その痛みは移動し、痛みのあるときは足の裏全体を地面につけず、歩行にも苦労していた。また、睡眠中の痛みで、夢の中で整形外科を探したこともあった。

筆者は最初、オーリングなどというわけの分からないものに対し、拒絶的な対応をしていたが、ふとした縁でオーリングの診察をうけることになり、この何年も続いていた原因不明の足の裏の痛みが、オーリングによる治療で完全になくなってしまった。その後、これを勉強して認定医を取得したのであるが、多くの痛みの患者さんに大変有効な治療を提供できている。

以下は、オーリングテスト協会、患者さんの「O−リング友の会」、オーリングテストで診療している医師のホームページです。気軽に立ち寄ってみて下さい。



http://www.baobab.or.jp/~oring/ecco.shtml
http://bdort.net/
http://bdort.net/fr/index.htm
http://shimotsuura.at.infoseek.co.jp/